【2年総探 企業見学】電気はどう作られている?(バイオマス&太陽光発電所)

皆さんこんにちは。柴澤です。

11/14(月)に2学年の総合的な探究の時間『しらぬか鮮麗学Ⅱ』の企業見学で、「神戸物産 白糠バイオマス発電所」と「ユーラス 白糠ソーラーパーク」を見学しました。

前半は、「神戸物産 白糠バイオマス発電所」。

バイオマス発電所の仕組みを説明してくれたのは、所長の金橋さんです。

その後、2グループに分かれて実際にバイオマス発電所の中を見学しました。

まずは、バイオマス発電の元となる未利用間伐材を細かく砕いた木材チップ。

それが隣の建物に移動され、燃焼されます。

機械の中には運ばれたチップが入っています

作られた電気は、北海道電力に売電します。


続いて後半は、「ユーラス 白糠ソーラーパーク」。太陽光発電の仕組みを教えてくれたのは、神田さんです。

太陽光発電について説明を受けたあと、バスに乗りソーラーパーク構内を回ってソーラーパネルを見学しました。ソーラーパネルについて説明してくれたのは中村さんです。

こんなに近くで見れるのは初めてでした。

白糠町恋問にある国道38号線を通るときに多くのソーラーパネルが見えますが、実際の数は約134,000枚もあります。


今回の企業見学のまとめとして、生徒の感想はこちらです。

「自分たちからはみえないところで様々な人に支えられていることがわかった。つねに誰かが私たちのために働いていて、それを知らずに利用している。これからは私たちのためにどんなところで誰が何の仕事をしているかなど意識して過ごそうと思う。」

「白糠町は自然に優しい街づくりをしているんだなと思いました。バイオマス発電については木の問題が後に出てくる可能性があると思うので、そこは自分たちが協力していけたらいいと思います。」


さて、今回の総探は見学前の事前学習と企業見学を久遠塾が担当しました。

また、11月7日(月)に「掘削技術専門学校」も含めての2日間の企業見学を行いました。

今回の企業見学の目的は、白糠町のエネルギー産業について理解を深めるということです。

もう1つは、将来生徒が社会人になったときに、エネルギーについて改めて考えてもらうためのきっかけ作りです。

生徒が、少しでも「あ!こういう仕組みなんだ」と理解してくれるといいなと思います。

今後も、白糠高校と久遠塾との協働していく機会がどんどん増えていくと思われます。久遠塾の役割が大変重要になってきますので、この役目を果たせるように頑張りたいと思います。


最後に、「神戸物産 白糠バイオマス発電所」「ユーラス 白糠ソーラーパーク」の職員の皆様に感謝です。ありがとうございました。

(柴澤 大夢)


白糠町久遠塾|北海道白糠町の公営塾

2018年6月、北海道釧路管内初の公営塾を開設。北海道白糠高等学校の生徒を対象とし、学びを支援していく公営塾です。現在は、北海道白糠高等学校の3階図書室内で開塾しています。

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