皆さん、こんにちは。柴澤です。
11月7日(月)に2学年の総合的な探究の時間『しらぬか鮮麗学Ⅱ』で、「掘削技術専門学校」を見学しました。
生徒は前回の総探(11/4(金))で事前学習したことをもとに講義を聞いたり、見学をしていました。
まず最初は、島田邦明先生の講義を聞きました。講義内容は「掘削とは」から始まり、その方法や再生可能エネルギーなどについてでした。
掘削で使われている部品(実物です。なかなか重いです。)
講義終了後、生徒に掘削技術のシミュレーション体験させました。これを教えてくれている先生はなんと、元久遠塾2代目塾長の井上政史先生です。現在は、掘削技術専門学校の校長先生をされています。
私も体験したのですが、慎重な作業なため結構難しいです。
そして、外に出て実際に現場で使われていた掘削の機械を見学しました。まずはこれ。
過去に、掘削工事で使われていたものです。写真では伝わりづらいのですが、高いです。上に作業員が立つ場所もあります。
こういう場所を見れるのは貴重です。
さらに、講義中に見せた部品以外の物も見せてくれました。
実は、見せてくれたものが掘削関係の会社から譲り受けたものです。
なぜ、「掘削技術専門学校」ができたのか。国内では「掘削」の技術者が平均年齢が60~70歳で、後継者不足なのです。だから、その国内の技術者を増やしていこうという理由で学校が白糠町にできたのです。
今回の見学で、生徒は『掘削技術とは何か』ということを改めて学んだと思います。生徒の感想はこちらです。
「色々な掘削の機材の種類などを知ることができた。とても大変な仕事だと思った。」
「今回の見学で学んだことは、掘削には大変危険が伴う仕事であり、さらに時間がかかってしまうけれど、その分人々の生活の基盤となっている。」
「掘削作業は時間や費用がたくさんかかることがわかった。地球を救うための技術の一つだということがわかった。災害時にもガスの供給をできるということがわかった。様々な目的に掘削技術が使われていた。初めは掘削について何もわからなかったけど見学して社会生活には欠かせないことだとわかった。」
実際に見学して専門家から話を聞かないと本当にわからないですよね。こういう生徒の感想が出てくれると嬉しい気持ちです。
最後に、講義・見学に参加させていただいたこと、さらに昼食の提供や送迎までしていただいた掘削技術専門学校の井上校長先生、島田先生をはじめとする職員の皆様に感謝です。本当にありがとうございました。
次回は11月14日(月)に「神戸物産 白糠バイオマス発電所」と「ユーラス白糠ソーラーパーク」を見学します。この模様も記事を書きますのでお楽しみに。
(柴澤 大夢)
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